• 美容
  • 美容をテーマにした軟水に関する記事を紹介します。
  • HOME
  • ブログ
  • 美容
  • 【海外・沖縄】硬水でシャンプーすると髪がゴワゴワになる?原因と対策について

【海外・沖縄】硬水でシャンプーすると髪がゴワゴワになる?原因と対策について

お風呂あがりのお悩みありませんか?

ヨーロッパ―やアメリカなど海外旅行をするときに気をつけたいのが、硬水によるシャンプー。また海外に限らず、日本国内で沖縄のように、シャンプーの時の硬水対策が必要な地域もあります。この記事では、硬水を使ったシャンプーで髪が傷む原因と対策方法について紹介します。

そもそも硬水とはどんなもの?

水の硬度は、水に含まれているカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)などのミネラル量を指すものです。一般に、水の中にミネラル分が豊富に含まれているものは、硬度が高くなり硬水と呼ばれています。反対に水の中に含まれているミネラル分が少ないと、硬度は低くなり、軟水と呼ばれています。

国内の地下水のほとんどは軟水であることから、硬水についてなじみのない人も多いでしょう。硬水にデメリットとして挙げられるのが、シャンプーで髪質が悪くなることです。欧米を旅行した人が口に揃えて言うのが、髪がゴワゴワになった」という事実。ヨーロッパや北米では、地層を形成する物質が異なるため、地下水が硬水であることがほとんどです。

硬水のシャンプーが髪に悪影響を与えるワケ

ミネラル分を豊富に硬水は、健康にもよい影響があるものの、肌や髪にはよいものではありません。硬水を使ったシャンプーで髪の毛が痛んでしまう原因には、以下のものがあります。

・シャンプーの泡立ちが悪くなる

アメリカやヨーロッパを旅行したことのある人の中には、シャンプーがうまくできなかったと感じる人も多いでしょう。シャンプーなどの洗浄剤は、洗浄成分が汚れにしみ込んで、皮膚から汚れを剥がす役割があります。

一方、硬水でシャンプーをすると、水に含まれているミネラル分は洗浄剤の成分と反応して石けんカスとなります。硬水を使うと、洗浄成分が汚れにうまく浸透しないことで、洗浄力が低下します。

・できた石けんカスが皮膚に残りやすい

硬水によるシャンプーのもうひとつの難点が、水のミネラル分と洗浄成分によってできた石けんカスが、皮膚に残りやすくなることです。皮膚にミネラル分が残ると、頭皮の肌荒れを引き起こす原因になることも。石けんカスをよく落とそうとしてゴシゴシ洗えば、かえって頭皮を傷つけてしまうので注意しましょう。

このように、硬水によるシャンプーは、髪にとってよい影響を与えるものではありません。海外旅行など硬水でシャンプーする機会がある場合は、きちんと対策を行うようにしましょう。

海外旅行先でシャンプーをするときの硬水対策

海外旅行先の水の硬度が高いときは、シャンプーで髪がボロボロになってしまうことがあります。硬水でシャンプーするときのおすすめの対策には次のものがあります。

・髪を洗う回数を減らしてみる

湿度の高めの日本では、毎日入浴を欠かせずにしている人の方が多いでしょう。一方、ヨーロッパでは、湿度がそれほど高くないため、入浴は2~3日という人がほとんどです。海外旅行先の水の硬度が高い場合は、髪や頭皮の健康を考えて、いつもより髪を洗う回数を減らしてみてもよいでしょう。

・硬水に対応したシャンプーを使う

日本の市販シャンプー、国内の軟水による使用を考慮して作られたものです。ヨーロッパやアメリカなど水の硬度が高い地域に旅行するときは、硬水対応のシャンプーを持参するようにしましょう。

・ドライシャンプー

海外旅行先で毎日シャンプーをしたいという人におすすめなのが、ドライシャンプーです。ドライシャンプーは、病院の患者さんなど入浴ができない人に向けて開発された商品です。ドライシャンプーなら、髪に泡立ててタオルで拭き取るだけなので、硬水を使う必要はありません。

日本でも水の硬度が高めのところも

国内でも硬水によるシャンプーで注意しなければいけない地域があります。日本の国土のほとんどは、火山活動によってできた土地であるため、国内の地下水の多くは軟水です。

一方、国内の地域の中でも、水道水の硬度が高めとなっているのが沖縄県です。複数の島から成る沖縄は、もともとはサンゴ礁が隆起してできたものです。サンゴの主成分はカルシウムであるため、沖縄県の地下水はミネラルを豊富に含む硬水です。

近年では、沖縄県内の水道施設が整備されており、水道水の硬度は調節されています。しかしながら、沖縄県の水道水は、本土の水道水と比較して、やや硬度が高めです。

水の味や質に敏感な人や、仕事や勉学で沖縄に一時移住されている人の中には、県内の水道水に違和感を抱く人も少なくありません。沖縄県内でも髪にダメージが少ない軟水を利用したい場合は、自宅に軟水器の設置を検討するのもよいでしょう。

まとめ

ダイエットなどでよく飲まれている硬水は、シャンプーなど頭皮や体の洗浄には適しているものではありません。海外旅行先でシャンプーをするときは、きちんと硬水対策を行いましょう。また、沖縄のように水の硬度が高めの地域で暮らす予定のある人は、自宅の軟水器を設置するのもおすすめです。

参考:
※欧州日本人医師会/ヨーロッパの硬水/

http://www.eu-jp-doctors.org/resources/Eurowater.pdf

軟水美人化計画はじめませんか?
軟水美人になる無料ガイドブックを進呈しています。

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。