沖縄の水は地域によって硬度が違う?

沖縄は全国と比較して、水道水の水は硬度が高い地域ですが、沖縄本島内でも硬度にはばらつきがあります。

水道水を直接供給している沖縄の浄水場は4つです。浄水場にはダムや河川、地下水、海水淡水化など様々な水源が混ざり、浄水場に送られます。

各浄水場の水源により、硬度が低かったり、高かったりします。地下水はミネラル分が豊富なため、硬度が高くなります。

沖縄の浄水場についてまとめてみました。

特に、硬度が高い地域は北谷です。北谷浄水場の水源は、嘉手納井戸群を利用しているため、石灰岩の影響で硬度が高くなっています。北谷浄水場から送られる地域(北谷、沖縄市、北中城村、中城村、宜野湾市、浦添市、那覇市)は硬度が高くなります。

沖縄の浄水場は4つ

企業局ダム水源マップ

引用元:沖縄県企業局 https://www.eb.pref.okinawa.jp/water/73/74

名護浄水場

住所:名護市大北3-28-36 https://goo.gl/maps/8wv5qp8UorHMnXYs7

水源:主に平南川や源河川

供給市町村:名護市・本部町・今帰仁村・恩納村・伊江村

石川浄水場

住所:うるま市石川東恩納崎1 https://goo.gl/maps/HdHyVULMHUG7yX1X6

水源:久志浄水場処理水、漢那・金武・山城ダム

供給市町村:うるま市・金武町・恩納村・読谷村・嘉手納町・沖縄市・北中城村・中城村・西原町・那覇市・豊見城市・糸満市・南風原町・八重瀬町

北谷浄水場

住所北谷町字宮城1-27 https://goo.gl/maps/QirDjZbNjRQL7zdd9

水源:西系列・中部河川、倉敷ダムや嘉手納井戸群等で海水淡水化とブレンド

供給市町村:北谷町・沖縄市・北中城村・中城村・宜野湾市・浦添市・那覇市

北谷浄水場については、嘉手納井戸群の水源も利用しているため、地下水となっています。

この嘉手納井戸群は、水質や水量が安定していますが、琉球石灰岩の影響で硬度が高いのが特徴です。企業局では硬度低減化施設を導入し、硬度低減に努めているようです。

西原浄水場

住所:西原町小那覇1336 https://goo.gl/maps/cNrC5bVzVtxjAgwb8

水源:福地ダム等の北部ダム群

供給市町村:西原町・那覇市・浦添市・与那原町・南城市・豊見城市・糸満市・南風原町・八重瀬町

まとめ

本土と比較して沖縄は硬度が高い地域ですが、沖縄本島内でも地域によって硬度に違いがあります。

移住先を決める選択肢として水源地で決めるのもいいかもしれませんね。

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